くらし情報『長谷川博己は、得体の知れない表情が作品に"効く"役者! 全体から冷静に役を計算する - 監督は語る』

2016年6月27日 11:00

長谷川博己は、得体の知れない表情が作品に"効く"役者! 全体から冷静に役を計算する - 監督は語る

得体の知れない表情に、長谷川さんの演じている役の内面が浮き出てきて、とても見ごたえのある場面になっていると思います。

あと、初めて珠と目を合わせるシーンがあるんですが、あの場面の長谷川さんはすごく色気がある。これまで尾行を続けていた珠の目線では、石坂まで距離があって、細身で軽やかな印象だったのが、珠を認識した瞬間から実体のある、生身の男になった。その時の顔は、凄まじいほどに色気がありました。

■作品紹介
映画『二重生活』
大学院で哲学を学ぶ珠(門脇麦)は、修士論文の準備を進めていた。担当の篠原教授(リリー・フランキー)は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する"哲学的尾行"の実践を持ちかける。同棲中の彼(菅田将暉)にも相談できず、尾行に対して迷いを感じる珠は、ある日、資料を探しに立ち寄った書店で、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む石坂(長谷川博己)の姿を目にする。作家のサイン会に立ち会っている編集者の石坂がその場を去ると、後を追うように店を出る珠。
こうして珠の「尾行する日々」が始まった。6月25日公開。

(C)2015『二重生活』フィルムパートナーズ

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