小島梨里杏の"つなぐ"に心打たれる記者とカメラマン - 桜庭・土屋・高月から受け取った『人狼ゲーム』のバトン
状況がたくさんあって、それらに対する朱莉の強い思い。ゲームを続けることに迷いを感じ、翻弄された朱莉だからこそ……『人狼ゲーム』だけではなくて、世の中にも通ずる言葉だったと思います。
――これまでたくさんの作品に出演されてきて、今回が映画初主演。ちょっと意外な気もしましたが、本人としては「ようやく」みたいな気持ちはありましたか。
そういう感覚はなくて、単純にすごくうれしかったです。しかも、”バトン”をつなぐ役目を担えるのも幸せなこと。ただ、振り返ってみると誰かを支える役が多かったような気もします。『表参道高校合唱部!』(TBS・15年)ではいじめっ子役でしたが、そういう役がないと物語は動いていきません。
だからこそ、今回の役は今までとは違う世界に入り込んでいけた役だったと思います。
――『表参道高校合唱部!』以降、本作含め出演作が増えていますね。すごく良い流れだと思います。客観的に今の仕事状況をどのように受け止めていますか。
もっといろんな作品に出させていただいて、作品に没頭したいです。もっと休みがほしいともあまり思わないです。
――昨年12月には初となる単独ファンイベントを開催されたそうですね。