永遠の議論に終止符を!! 洋楽[リアル]人気対決 王道編
しかし、この渋さに入り交じるがむしゃらな勢いは得がたく、散々ツェッペリンを聴いて、最後にやっぱ『I』だねと言う人は確かに多い。
○『レッド・ツェッペリンIII』と『レッド・ツェッペリンIV』
予想外その2。今回のアンケートで最大の驚き。みんなが好きなのは『IV』(71年)じゃないのか!? コレは"『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』(67年)はビートルズの最高傑作だと誰もが認めているが、わりと聴かれていない現象"に近いかもしれない。こういう"裸の王様盤"は実はけっこうある。僕は9対1で『III』(70年)が好き。『IV』は緻密な構成が鼻につくことがある。それでいうと、奔放な『I』が人気あるのもわかる。
次回は『I』対『III』の王者決定戦をぜひ。いや『II』対『IV』のビリ決定戦のほうが興味深い。こっちが決勝戦だと思っていたのに……。
ジェフ・ベックのキャリア中、ジャズ~フュージョンに大きく傾倒した2枚の人気を知る。
○ジェフ・ベックのアルバム、『ブロウ・バイ・ブロウ』と『ワイアード』
この結果はうれしくなるほど順当。ファンから片寄りがなく愛されているのでしょう。