"キュンキュン日本一"を目指す月9『好きな人がいること』藤野P(後編)「映像に出てくるすべてのものが輝くように」
フジテレビの月9だけがやれることだと思っています。
今回はスタッフとキャストに「恥ずかしげもなく言うけど、"憧れ"をこの作品で作ろう」と最初に伝えました。桐谷さん演じるキャラクターの衣装や髪型をマネしたくなったり、山崎くん演じるキャラクターのサングラスをかけて海に行きたいと思ってもらったり、こんなレストランでご飯食べてみたいとか、こんな家でシェアハウスしてみたいとか、映像に出てくるすべてのものが輝くように徹底しています。うれしかったのは、野村くんが初めてセットに来たときに「めちゃくちゃオシャレなセットじゃないすか」と言ってくれたことかな(笑)。全員で"憧れ"をつくるべく頑張っています。
――まさに"月9"全盛の頃のムーブメントですね。
若い世代に『恋仲』以上のブームをつくって、それがもっと上の層の方々にも広がっていけば、月9の意味も示せるかなと。月9が盛り上がればフジテレビが元気になると思うんです。
そのきっかけになりたいですし、なる気満々です!!!
――若い人たちへのアプローチとして、今回は制作発表をウェブのライブ配信で行ったり、藤田ニコルさん主演でスピンオフ作品を配信したり、番外編をコミック化したり、台本を放送直後に配信したりと、新しい仕掛けを次々に行っていますよね。