"キュンキュン日本一"を目指す月9『好きな人がいること』藤野P(後編)「映像に出てくるすべてのものが輝くように」
そうですね。若い人に届くにはどのような仕掛けをつくれば良いか、常に考えてますね。そのうち物心ついたときからiPhoneに触れている世代が、ドラマの視聴者になってきます。まさに"新人類"ですよね。時代についていくためには、作り手が常に試行錯誤していかなければと思っています。
――今後も新しい仕掛けはありますか?
もちろんです。まだ言えませんがとっておきの施策を考えています。夏のドラマのプロデュースって、ひとつの"お祭り"を作っている感じがあるんです。
メインイベントがドラマの本編で、他にもいろんなところで催しものをやって、今年の夏を盛り上げていければと思っています。
――お祭りって本番の前に、街中に提灯がぶら下がり始めると、もうワクワクしてきますもんね。
そうですね。お祭りが始まる前のワクワク感というか、"面白そう"という空気感をオンエア前にどう作るかを考えて宣伝方法を考えています。
●撮影現場の空気はすごく良い
――番組の公式Twitterでは、撮影現場の様子がのぞけますが、放送前にもかかわらずフォロワー数がすごい勢いで増えています。春ドラマで一番フォロワー数が多かった『世界一難しい恋』(日本テレビ系)