2022年9月14日 18:00
阿部寛、苦難の若手時代を経てたどり着いた今 60代への期待も「役の幅が広がっていったら面白い」
●キャリア初の配信ドラマ「可能性と興味を感じている」
映画やドラマなど出演作が途切れず、常に新しいチャレンジをしながら第一線を走り続けている役者、阿部寛。ディズニープラス「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズとして9月14日より独占配信される『すべて忘れてしまうから』では、キャリア初となる配信ドラマ出演を果たし、人気ドラマ『まだ結婚できない男』(19年/フジテレビ系)以来、久々にラブストーリーに身を投じている。若手俳優にとっても憧れの存在となった阿部が、もがいていた20代と30代。そして60代への展望を明かした。
燃え殻の同名エッセイを原作に、ハロウィンの夜に突如姿を消した恋人をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリーを描く本作。阿部演じる、そこそこ売れっ子のミステリー作家“M”が、消えた恋人“F”を探すうちに、“M”の知らなかった“F”の一面や秘密が明らかになっていく。
配信ドラマに初参戦した阿部だが、自身のプライベートタイムにも配信作品を鑑賞することがあるそうで、「『イカゲーム』もついに観てしまって、めちゃくちゃ面白かった」と笑いながら、「映像を取り巻く環境が大きく変化してきている。