くらし情報『松井秀喜"5打席連続敬遠"の裏側とは? 当事者の証言&読唇術で真相に迫る』

2016年7月28日 06:00

松井秀喜"5打席連続敬遠"の裏側とは? 当事者の証言&読唇術で真相に迫る

と真摯(しんし)に語る。

明徳義塾リードの5回表、2死無走者の場面でも敬遠され、松井氏はそこで初めて「今日は勝負してくれない」と察知。チームメイトも「今日は松井なしで戦わなければならない」と感じたという。

そこから松井氏は懸命に声を出し、仲間を激励。「何とか同点に追いつきたい、試合に勝ちたい」といった熱意が、読唇術によって明らかになる。しかし、1点リードされたまま迎えた最後の攻撃の9回表も2アウトに。ここで3番打者が打ち取られれば、4番の松井氏に打席が回らずゲームセットとなるところだったが、意地の三塁打でつないだ。

そうして回ってきたチャンスも、やはり松井氏は敬遠され、結局次の5番打者が打ち取られて、最後の甲子園が終了。
この敬遠後、甲子園球場は異様な空気に包まれたというが、松井氏は歩いた先の一塁ベース上で静かに目をつぶり、あることを祈っていたという。

なお、この番組は当初、6月12日に放送される予定だったが、モハメド・アリ氏の追悼番組が緊急編成されて延期になり、今回あらためて放送される。

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