ラドクリフ、初の悪役は『ハリポタ』の時から続く"マジックへの憧れ"参考に
のとりことなっていたようだ。
一方、本作でラドクリフが見せるのは、さまざまなイリュージョンを"見破る"側のキャラクター。彼が扮するウォルターは、FBIすらも出しぬいてきたホースメンのトリックをことごとく読み解き、一手先を行くことで4人を追い詰めていく。ホースメンが仕掛けた巨大IT企業の不正を暴くための派手なショーすらも、ウォルターが裏で糸を引いているのだ。
ラドクリフは、このキャリア初の悪役を演じるにあたって、「ウォルター・メイブリーはれっきとした科学者でありつつも、マジシャンを夢見る子供のような一面を持っていて、フォー・ホースメンへの憧れや、ねたみを抱いている人物だと思った」と分析。自身がキャリアを通して抱き続けてきた"マジックへの憧れ"が、ウォルターを演じるにあたって生かされていることを明かした。
本作では、トリック監修を務めた世界的マジシャンのデヴィット・カッパーフィールドが「全て実現可能」と語る数々のイリュージョンが披露され、CGに頼らない本物のトリックを使用。このことから、その場で"タネ明かし"も可能となっており、鑑賞後に残る謎にモヤモヤする心配なく楽しむことができることが魅力の一つとなっている。