2016年9月8日 08:00
ウィル・スミス&福原かれん『スーサイド・スクワッド』撮影裏を明かす「兄弟みたいな絆が生まれた」
――悪党だらけで個性的なメンバーですが、一番魅力を感じるキャラクターは?
福原:そうですね。皆怖いキャラクターなので、一歩間違えると殺されてしまいそうですよね(笑)。
ウィル:(一番は決まっている! というような表情)
福原:(笑)。デッドショットは、もちろんですが……。
ウィル:僕らはディアブロが一番好きなんだよ。彼は皆に好かれていたからね。
――激しいアクションや殺し屋の心情の表現など大変そうな役柄でしたが、そこでの苦労はありましたか?
ウィル:いま言ってくれたように、人の金を取って赤の他人を殺すという心理が、まったく理解できるものではなかった。4カ月くらい、デヴィッド・エアー監督と話をした。
そういう悪党は人を殺した後に、どうしてクリスマスショッピングに行けるんだってね。そこでいきついたことは、悪い人間は自分のことを悪い人間だと思っていないことだね。自分の行為を正当化しているんだ。そう考えたら、スッと楽に演じられたよ。福原:悪と悪が戦う変わったスーパーヒーローものですが、自分にとっての正義とは何かを考えさせられる作品だと思います。わたしたちは愛のある悪党を演じていますが、悪とは何かということも考えましたね。