くらし情報『「高橋メアリージュン×女闇金・犀原茜」生みの親・山口雅俊監督がすべてを告白 - 本当は男性キャストだった!? スピンオフの可能性は?』

2016年11月12日 12:00

「高橋メアリージュン×女闇金・犀原茜」生みの親・山口雅俊監督がすべてを告白 - 本当は男性キャストだった!? スピンオフの可能性は?

のことのみうかがいます。今から2年前に公開された『闇金ウシジマくん Part2』の試写で、犀原をひと目見てから虜になってしまいました。原作の「滑皮」がベースになっているそうですね。

Part2で愛沢(中尾明慶)がトラックに飛び込むシーンを撮りたいと思って、そのためには飛び込ませるだけの説得力のある存在が必要でした。原作の滑皮は男で、若琥会若琥一家二代目猪背組の幹部候補生。当初はその役でキャスティングを進めていたのですが、どうもピンとこなかった。キャスティングが難航した時に性別を変えてみるのはよくあることなのですが、原作キャラにとってはあまり良いことではありません。一方で、選べる対象は広がる。


そんな経緯でとにかく女性を探すことになるわけですが、ここでもピンとこなかった(笑)。犀原のキャスティングには、2つの方法がありました。1つは、そんな役を演じるなんて夢にも思わない役者の起用。そしてもう1つは、あまり知られていない役者の抜てきです。結局はそのどちらでも決まらないまま、撮影がスタートしてしまいました。そして、マサル(菅田将暉)がピストルで丑嶋を襲撃するラストシーンの撮影日、場所は北新宿あたりだったと思います。

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