くらし情報『映画『レジェバタ』総事業費20億円も、海外は逆に驚く!? 大友啓史監督が注いだ“劇薬”とは』

2023年2月4日 09:00

映画『レジェバタ』総事業費20億円も、海外は逆に驚く!? 大友啓史監督が注いだ“劇薬”とは

撮影所というのは「撮影する」という行為が日常になっている場所ですから、良くも悪くもルーティンになっている部分があって、新しい何かをやりましょうという時に難しい壁もたくさんあります。そんな中で、多くの名作を生み出してきた京都撮影所が新たな時代に入るために、外からの力を注ぎ込んで、職人たちの技量を充分に活かしながら、ある意味荒療治というのかな、そういう役割を期待されたのが僕だったのかなと。『るろうに剣心』の時にも京都撮影所を使っていたので、リソースについては大友組のプロデュースチームや演出部で繋がりのある人間もいて、今回大友組と京都撮影所でうまくコラボレーションして掛け算になっていくといいなと思って、撮影に臨んでいました。

新しい時代劇と言っても、今回は、例えばデジタルで新しいことをやる、といったこととはまたちょっと違うんです。むしろ今まで大友が築いてきたキャリアやノウハウを、すべて注ぎ込むという感じでしたね。ちょうど準備から撮影期間にかけて、コロナ禍で堂々とロケもできない、場所も借りることができないという状況が常態化していました。その間苦境を脱すべく多くをグリーンバックで撮ってしまうという発想もあって。

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