くらし情報『TOKIO・松岡昌宏、4年ぶり主演舞台 - 藤田俊太郎演出の2人芝居』

2017年2月4日 05:00

TOKIO・松岡昌宏、4年ぶり主演舞台 - 藤田俊太郎演出の2人芝居

と期待を語り、「刺激を頂きながらも、自分らしく楽しんでやっていきたいと思います」と意気込んだ。

東京公演は紀伊國屋ホールにて5月13日~5月21日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて5月27日(土)~5月28日。

■演出・藤田俊太郎コメント
「ダニーと紺碧の海演出に寄せて」

まだニナガワ・スタジオ(1984年~演出家 蜷川幸雄主宰)の俳優だった12年程前、僕はジョン・パトリック・シャンリィの作品に出会い、憧れました。その物語には静かで、鮮やかで、生々しい激しさがある。特に80年代中期に書かれた戯曲『ダニーと紺碧の海』は、言葉の煌めきに魅せられ、何度も読みました。

ニナガワ・スタジオでは、自主的に戯曲を選びエチュード作品にまとめると蜷川さんに演技を見てもらえる。俳優を志したばかりの僕がこの2人芝居を稽古したいと蜷川さんに相談すると、「この話は難しいから今の藤田には無理だと思う。もっとハードルの低い戯曲を選びなさい」と、おっしゃいました。
こんな素晴らしい戯曲の言葉を、僕の身体は何ひとつ語ることができない。それはあっけない俳優人生の終わりと、今思うと、僕の演出家としてのスタート地点でした。

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