星野源、伊丹十三賞に感激「君の場所だよと」- 悩み続けた"居場所"再確認
自分の居場所がないなと思っていました」とずっと抱えてきた苦悩を告白。そんなときに伊丹氏を知り、「おもしろいと思ったことは何をやってもいいんだ」と思うようになったという。
そして、伊丹氏を追いかけようと思った時期もあったというが、「だんだんと伊丹さんの活動を見ていて、『君は君の場所を作れ』と言われている気がした」という星野。「とにかく好きなことをやろうという気持ちでやっていたら、こんな素敵な賞をいただくことができました。『それが君の場所だよ』と言われている気がしてすごくうれしかったです」と喜びを語った。
伊丹氏に加え、植木仁氏からも影響を受けたと熱弁。「自分が受け取ったものは何らかの形でつながっていくと思っている。自分のフィルターを通した形で遺伝子をつなげていけたら」と決意を新たにし、「うれしすぎて今日はあまり眠れないと思う」と笑った。
贈呈式には、伊丹氏の妻で伊丹十三記念館の館長を務める女優の宮本信子、伊丹十三賞選考委員会の周防正行、中村好文、南伸坊も出席。なお、同賞は過去に、糸井重里、タモリ、内田樹、森本千絵、池上彰、リリー・フランキー、新井敏記、是枝裕和が受賞している。
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