2017年7月17日 21:00
『パワーレンジャー』ヒーロー映画なのになかなか変身しないワケ…監督が狙い明かす
もちろんあこがれている監督は何人かいて、彼らのことはスター監督だと思っている。そこへの道のりは長いと思っているけれど、この規模の大作を撮ったということで、以前よりはいい監督になったという自信はついたかな。特に今回の『パワーレンジャー』では撮りながら学んでいったことも多かったので、ものすごくいろいろないい経験をさせてもらったよ。マラソン選手になって、自己新記録を出したような感じかな。
――ちなみに目標としている監督は、どなたですか?
リドリー・スコット、スピルバーグ、ロバート・ゼメキス、今の人で言うと、デヴィッド・フィンチャー、クリストファー・ノーランなどかな。独特で革新的なものがある映画で、大きなキャンパスではあるけれども、実質がある映画を撮りたいと思っているよ。
――本作は、いろいろな世代の人に向いている映画だと思いましたが、監督としては、どういう人たちに観てほしいですか?
若い人たちに観てほしいかな。主人公はティーンエイジャーで、彼らが成長していく話なので、その年代に近い人たちにおすすめなのかなって思う。
これはキャラクター重視の映画なので年上の人たちも楽しめると思うので、ぜひ観てほしいです。