2023年8月24日 11:00
池松壮亮、俳優業に打ち込む日々に幸せ実感も「満足はしていない」 より良い作品作りへの強い思い
ただ映画を作る現場にとても興味があったので、日本大学藝術学部映画学科監督コースに入学をして。大学生活の4年間は今後自分のやりたいことを見つめる時間になり、そこで映画をちゃんとやっていこう、俳優としてやっていこうと腹を括りました」と告白。
プロとして取り組むからには、「皆さんに面白がってもらえるものを作らなければいけないと思っています。そして人が期待するものよりも、その期待を上回るものを届けないといけない。自分の芝居がどうかということよりも、良い作品を届けたいという思いがより強いです」と力強く語り、俳優業に打ち込んでいる今が「とても幸せです」とキッパリ。「ただそこにまったく満足はしていないので、もっと自由に、もっとより良いものを目指していきたいです。人に届くもの。その時代に有効なものを作っていけたら、とても幸せだなと思っています」とさらなる高みを求めていた。
■池松壮亮
1990年7月9日生まれ、福岡県出身。2003年に映画『ラストサムライ』でスクリーンデビューを果たし、注目を集める。その後、映画を中心に様々な作品に出演、近年では海外作品でも活躍。2019年公開の映画『宮本から君へ』(2019)