くらし情報『池松壮亮、俳優業に打ち込む日々に幸せ実感も「満足はしていない」 より良い作品作りへの強い思い』

2023年8月24日 11:00

池松壮亮、俳優業に打ち込む日々に幸せ実感も「満足はしていない」 より良い作品作りへの強い思い

そういった時代の変わり目の中で、失われていくものってたくさんありますよね。期限付きだけれど、その街に確かに暮らしていた人々を描くことで、忘れることや、失われていくことへの、ささやかな抵抗になればと思っていました」と願いを込めていた。

●俳優としての現在地と分岐点

○■「もっと自由に、もっとより良いものを目指していきたい」

池松が13歳にして『ラスト サムライ』(2003)で映画初出演を果たしてから、今年で20年が経った。近年は、石井裕也監督作『アジアの天使』(2021)で第20回ニューヨーク・アジアン映画祭ライジングスター・アジア賞を受賞。庵野秀明が監督・脚本を務めた映画『シン・仮面ライダー』(2023)では主人公の本郷猛を演じるなど、常に唯一無二の存在感を発揮して、今や多くの監督から起用を望まれる存在となった。子役からキャリアをスタートさせた彼が「俳優の道を進んでいこう」と決意したのは、高校卒業後のことだと打ち明ける。

「僕は福岡県出身で、上京したのは高校卒業後の18歳のとき。それまでは学校優先の生活を送っていました。
とにかく野球が好きな少年で、俳優業も『年に1本だけ』と決めてやっていたんです。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.