くらし情報『池松壮亮、俳優業に打ち込む日々に幸せ実感も「満足はしていない」 より良い作品作りへの強い思い』

2023年8月24日 11:00

池松壮亮、俳優業に打ち込む日々に幸せ実感も「満足はしていない」 より良い作品作りへの強い思い

と称えながら、「さらに今回驚いたのは、宮藤さんの監督としてのすごさです。本作は群像劇なので、かなりの人数で一斉にお芝居をすることが多くありました。そんなとき宮藤さんは、その場の空気やタイミングなど一発でパッと修正ができる。舞台を何本もやっていらっしゃるからなのか、まるで特殊能力でも使っているかのようでした。とても感動しました」と手腕に惚れ惚れ。

実際に仮設住宅を建てて行われた撮影は、2カ月半に及んだ。「毎日のようにみんなでご飯を食べて、一緒に過ごして。近くに銭湯があって、お風呂に入ると荒川(良々)さんがいたり、水風呂に入ると隣に宮藤さんがいたり。
都心から離れて、オープンセットの街で、日が昇って沈んで、一緒に星を見て、また明日、という生活はとても贅沢は日々だったと感じます。本当にその街でみんなと暮らしているような期間を過ごすことができたあの日々は、この作品を特別なものにしてくれたと思っています」と充実感もたっぷりだ。

信頼を寄せるメンバーと作り上げた本作は、どのような作品になっただろうか。「本作は、この国が経験した痛みを扱っている」と切り出した池松。「東日本大震災から12年が経ち、2025年には戦後80年を迎えます。

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