2017年8月25日 21:00
"ワンダーウーマン"の魅力とは? 監督が分析 - ガル・ガドットの資質も熱弁
ついついほかの人に付いていくこともあるけれど、自分の頭で考えていくことが大事。それはダイアナの旅にも当てはまるし、『モンスター』の主人公もそうだった。すごく慎重に道を選んでいく必要があったと思うの。簡単なことではないのよね。
――そのために気をつけていることはありますか?
監督という仕事をしていて思うことは、わたしの義務はいい映画を作ることで、必死になってベストを尽くすものだけれど、その途中で間違っていることに気付いた時、そのまま続けるほうが楽だけれど、皆にやり直そうと言わなければいけないし、言う立場にいるということ。それはコントロールできない時もあるけれども気づいて何かできるのであれば、それは絶対にやらなくてはいけないことよね。それは日々起きることで決断でもあるの。
たとえば子どもを学校に入れて不幸せになっているとすれば、何かしなくちゃいけないわ。
変えることのほうが難しいけれど、やらなければいけないことだと思うの。――それこそワンダーウーマンそのものですよね。彼女は育った島には戻らず、前しか見ていない人です。あのような生き方はなかなかできないと思いますが、そこに強いメッセージを込めましたか?
いえ、意識的には言っていないわ。