2023年9月28日 11:30
プラス・マイナス、上方漫才大賞で「人生変わった」 受賞直前の解散危機やコンビの変化語る
兼光:出会ってからだと30年。
岩橋:ネタは大学生のときからやっていて、そこを芸歴スタートとすると20年以上です。
――兼光さんはバーミヤンの内定をもらっていたそうですね。
兼光:内定式にも出ましたが、相方が声かけてくれて、悩んだ挙げ句、NSCに入りました。
――別の人生もあった中、漫才師になってよかったなって感じる瞬間を教えてください。
兼光:サラリーマンの方たちより給料をもらっているなと思うときです。「サラリーマンの平均給料」みたいな記事を見て、「よし、超えてる!」って(笑)
岩橋:僕が誘ったので、バーミヤンに入ったらもらっていたであろう収入を超えていると思ってもらえているのは、ほっとします。
――岩橋さんはどんなときにお笑いをやっていてよかったなと感じますか?
岩橋:やっぱり給与明細ですね(笑)。
給与明細を見ると、「この道で正解だったんだよ」と言われているような気がします。
○■初戴冠で得た自信と心の余裕 「ずっと漫才を続けよう」と決意新た
――お金の話になりましたが、もちろんお笑い自体のやりがいも?
岩橋:そうですね。ただ、同期のジャルジャルは『キングオブコント』で優勝し、銀シャリも『M-1』で優勝しましたが、僕たちは賞レースの決勝すら行ったことがなく、「上方漫才大賞」