2023年12月25日 07:00
ソウルの“聖地”HYBE社屋に潜入 周辺までファンの愛があふれるエリアに
提供されるカップはオフィスにテイクアウト可能で、オフィスには回収ボックスが設置されており、SDGsなシステムが構築されている。
ここから外に出ると、「Comb」と呼ばれる屋上庭園が広がる。200本あまり植えられたシラカバの木が、まるでクシ(Comb)のように見えたことから名付けられたという。至るところにベンチが設置され、ソウルの街を一望しながら休憩できるのはもちろんだが、ここでもアーティストがSNS動画の撮影をすることがあるそうだ。
○ラッピングバスにファン有志による広告も
“聖地”というだけあって、社屋周辺も“HYBE色”に染まっている。目の前の大通りには、誕生日が近い所属グループのメンバーのファンが、有志で作ったラッピングバスを駐車してお祝いしていた。それを見るために日本からやって来たファンがいたのに驚いていたら、向かい側のバス停にはファンが広告費を出し合って設置したポスターも。
それだけにとどまらず、近隣のコンビニ、カフェの外壁や店内、さらには道路沿いの壁面に至るまで、ポスターや横断幕があちこちで掲出されており、隙あらば“推し”のバースデーをお祝いしてあげたいという熱い思いが、周辺エリア一帯から感じられる。