くらし情報『『幽☆遊☆白書』北村匠海・志尊淳・本郷奏多・上杉柊平、徹底した役作りと制作秘話語る「肉体を酷使」「14キロ増」』

2023年12月28日 10:00

『幽☆遊☆白書』北村匠海・志尊淳・本郷奏多・上杉柊平、徹底した役作りと制作秘話語る「肉体を酷使」「14キロ増」

志尊:とてつもなく大きな作品の中の蔵馬という役柄でプレッシャーもありましたが、蔵馬を不自然に見せないために、魔界と人間界の両方で成立させられるように意識しました。魔界に寄せたビジュアル作りや役柄作りをすると、病室のお母さんのところで表現できなくなるし、病室のお母さんのところで馴染ませてしまうと、魔界の妖狐が宿っている蔵馬という表現ができなかったので、一番バランスが取れるところを追求しました。

――魔界と人間界のどちらにも馴染むようにするために特に意識したことを教えてください。

志尊:例えば、魔界に馴染むようにメイクをガッツリ作ってしまうと、病室のお母さんのシーンに入り込めなくなり、芝居も一緒で、魔界の世界での芝居の作り方をすると、人間界で入り込めない。逆も然りで、そこをどう共存させるか考えた結果、妖狐のとき以外はメイクはせずに勝負することにしました。眉毛は赤くしましたが、それだけで、馴染むことを願いながらやっていました。――本郷さんと上杉さんはいかがですか?

本郷:幽助と桑原は人間で、蔵馬も人間の姿なので、この4人の中では飛影が唯一、純粋な妖怪なんです。なので、冷たさというか無機質な感じというか、人間と並んだときに異質な感じは残しておきたいと思ったので、一個壁は常に隔てておこうと思って演じていました。

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