2018年1月22日 09:52
『ダークタワー』主人公にバットマンとの共通点、原作者S・キング明かす
と、ガンスリンガーにはバットマンに共通する“ヒーローらしからぬ一面”があると明かしている。
バットマンとガンスリンガーはその境遇も実に似ている。アメリカのDCコミックスを代表するヒーロー・バットマンは、宿敵ジョーカーに両親を殺された復讐心からヒーローとなり、荒廃した街ゴッサムシティの平和を守り続けているというキャラクターだ。一方、本作の主人公ガンスリンガーは、現実世界と時空を超越する荒廃した異界“中間世界”、2つの世界のバランスを保つ塔「ダークタワー」を守り、平和を維持してきた一族の最後の戦士。2丁の拳銃を操り、超絶ガンアクションをみせるスーパーヒーローなのだが、彼もまたタワーを破壊し世界の崩壊を目論む宿敵“黒衣の男”(マシュー・マコノヒー)に仲間や家族を虐殺され、その復讐に燃える心の闇を抱えているのだ。
そして、このガンスリンガーを演じたのは、マーベル・コミック原作「マイティ・ソー」シリーズの主要キャラクター“ヘイムダル”を演じ、日本でも人気を博した『パシフィック・リム』では防衛軍の司令官を演じるなど、ヒーロー大作映画に次々と出演する俳優イドリス・エルバだ。そんな彼は「ガンスリンガーは、心に大きな暗さと深い傷を持っている。