土村芳、『冬きみ』公開後に語るネタバレ役 - 岩田剛典との"幸せ"な一時
撮影秘話をはじめ、役作りや岩田の魅力など、これから映画を観る人に支障を来さない程度に話を聞いた。
○瀧本智行監督から伝えられたこと
――本作に関する取材は今日で一区切りと聞きました(3月20日のヒット記念イベント後の取材)。
公開から2週間ほど経って、ようやく皆さんに届きはじめたような感覚です。私が表立ってさせていただく宣伝は少なくなると思いますが、それでも公開は続きますし、できればロングラン上映になるまでヒットしてほしいですね(笑)。
――そうなることを願っています。物語の展開に深く関わる重要な役でしたね。
脚本を読んで監督とお会いした時にもそのような説明がありました。不安も感じつつ、全力を注ぎたい役でもあったので覚悟を決めて臨みました。
監督からは、亜希子の強さや凛として芯が通っている内面、作品全体から見た時のポジションについてのお話もうかがって。視覚障害という役柄含め、限られたシーンの中でそれだけの説得力をもたせるために、細かいところまで極めたい……少しでも「偽り」として伝わってしまうと、観てくださる方が引いていっちゃうような危機感がありました。○恭介の元恋人・亜希子の役作り
――撮影前には視覚障害の方にも会ったそうですね。