ミキ、『M-1』以上に欲しているもの「あれが取れたら真の漫才師」 “これまで”と“これから”語る
そのトラウマがあるから怖くて、『M-1』用として考えるのはやめようと思いました。
亜生:『M-1』を意識していたときは、お客さんの前で稽古を見せている感じでした。いかにうまいことをミスせず言うか。だから当時はガチガチでした。
――今年の『M-1』はどんな意識で迎えようと考えていますか?
昴生:全然考えてないです。前日ぐらいになって焦るんですけど、『M-1』のために調整するつもりはないです。自分たちらしい漫才をして、それがうまくハマったらいいなぐらいの気持ちで。
●『上方漫才大賞』は「僕らの中では『M-1』よりすごい」
――『M-1』挑戦は続けるも、あくまでも劇場を第一に考えて活動していくわけですね。
昴生:そうですね。昔からNGKで一番ウケる漫才師になりたいという思いがあり、そこを目指していきたいです。あと、『上方漫才大賞』を目標にしています。僕らの中では『M-1』よりすごいので。
亜生:『M-1』はその日の出来がいい人ですが、大賞は年間通して全部見ての評価なので。
昴生:『上方漫才大賞』は認めてもらったなという感じが本当にある。関西の人間やから小さい頃から見ていて、あれに選ばれたら真の漫才師やと思っていたから、あれは欲しい! そこを意識してもいいんやというところまで来ていること自体、誇らしいです。