ミキ、『M-1』以上に欲しているもの「あれが取れたら真の漫才師」 “これまで”と“これから”語る
亜生:中川家さんもやすともさんも、えぐいぐらいウケてますから。あの人らを生で見たら、漫才見たことない人は価値観変わると思います。
――中川家さんとやすともさんを超えるためには、どうなっていく必要があると考えていますか?
昴生:早くおじさんになりたいです。僕らはまだ若いから言葉に説得力がないんです。もっとおっさんになって、おっさんの言葉の説得力を持ちたいなと。いずれ亜生にも子供できたり、子供が結婚したりとかもあるやろうし、家族が増えたらまた幅が広がるので、これからが楽しみです。早く50代になりたい! 漫才師は40代後半からやろなと思います。
――亜生さんも早くおじさんになりたいですか?
亜生:僕はまだ若くいたい……老いは怖いです(笑)。
漫才で考えたら年を取った笑いも楽しみですけど。(昴生は)焦っておっさんになろうとしていて、風格を出すようになったり、言い方をちょっと師匠に寄せたり。
昴生:多少は意識しています(笑)。ちゃんと職業として漫才師でありたいから、プロのしゃべり方ではいたいなと。
――昴生さんは2児のパパになり、亜生さんは結婚され、ネタの広がりをすでに感じていますか?
昴生:親になって登場人物に子供が出てくるようになったし、亜生の奥さんも出てくるようになって、広がっています。