長澤まさみ、熱い投げキッスとパワフルな歌声 ゴージャスミュージカルシーン
・瀬戸康史、宮澤エマ、戸塚純貴に関して
瀬戸さんとエマさんは、今、僕の作品のテイスト、テンポ感を一番分かってくれている俳優さん。2人がいることで、他の俳優さんたちも“こんな風にやればいいんだ”ということが伝わったと思うので、僕にとっては、貴重な存在のお二人です。戸塚さんにお願いした乙骨役は、実は最後までなかなか決まらなかった役です。そんな時、僕が30年近く前に脚本を書いた『ヴァンプ・ショウ』(1992年初演/2022年再々演)という舞台の再々演を見に行ったら、当時古田新太さんがやられていた役を戸塚さんが演じられていて、それが素晴らしかったんです。この人はなんて面白いんだ!と思い、そこからすぐにお願いしました。スオミとスオミを愛する5人の夫、そして彼らを取り巻くこの3人の絶妙な掛け合いは必見です!
【編集部MEMO】
映画『スオミの話をしよう』ストーリー突然行方をくらませた、大富豪の妻・スオミ(長澤まさみ)。スオミの失踪を知り、夫が住む豪邸に集結したのは、彼女を愛した5人の男たち(西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎)。しかし、彼らがそれぞれに語るスオミのイメージは、見た目も、性格も、全く異なるものだった。