山本耕史、「俳優人生の原点」『RENT』で感じた情熱の大切さ 全編英語で再び 完走後は新たな挑戦の可能性も
と明かす。
「自分が構成されたターニングポイントに戻るという意味では、ありがとうございますという気持ちがあります。もうやることはないと思っていたから、またこういう形でやることが叶って。でも、今回は言語が違うからどうなるのかなと。ネイティブの人たちの中に入らないといけないから、それはすごくチャレンジングなことだと感じています」
同じ作品で同じ役を演じるとはいえ全編英語ということで、山本は「新たなステージへの挑戦」だと言い、「感情や動きは100%わかっているわけで、違うのはそれを表現する言葉。言葉の壁をどれだけ越えていけるか」と語る。
26年前に『RENT』でマークを演じたことで本番のブロードウェイへの興味も増し、アメリカに渡ってレッスンを受けたこともあったという山本だが、「英語はほとんど話せません(笑)」と打ち明ける。
「英語は全然続けてなくて、『RENT』を英語でやると決まってからまた勉強していますが、たくさん言葉を入れ込みすぎて逆に何も出てこなくなるという、イップスみたいになったこともあって」
気分転換に参考書を買いに書店を訪れた際に、妻・堀北真希さんからツッコまれたエピソードも教えてくれた。