“誠お兄さん”福尾誠、原動力は「子供たちの大爆笑」『おかあさんといっしょ』卒業後も子供たちのヒーロー目指し活動
卒業から1年以上の歳月が流れた。いま福尾にとってどんなモチベーションで仕事に向かっているのだろうか。
「“体操のお兄さん”のときからそうなのですが、僕の原動力となっているのが、子供たちの大爆笑なんです。元々自分が子供のころ、戦隊もののヒーローに憧れがあって、自分もいつか子供たちが憧れるヒーローになりたいと思っていました。それは卒業後の今も変わらず、子供たちが楽しんでくれて、大笑いしてくれると、僕までうれしくなる。それはすごく大きなやりがいになっています」。
子供たちの憧れのヒーローになるという思い。自身は子供のころから戦隊ヒーローなどに慣れ親しんできたというが、“ヒーロー”と言っても、さまざまな定義がある。
福尾にとって“体操のお兄さん”にはどんなヒーロー像を感じていたのだろうか。
「僕が一番大切にしていたのは、子供たちと同じ目線に立つということ。心が近くなれるお兄さんであることを大事にしていました。戦隊ヒーローやライダーなど、強大な敵に戦って勝つこともすごく魅力的なヒーローなのですが、一緒に楽しんでくれる“お兄さん”というのも、僕にとってはすごく素敵なヒーロー像なんです。突然アクロバティックな動きを見せると『すごい!』と羨望の眼差しを向けてくれるのもうれしいですね」。