2018年9月16日 18:00
ユアン・マクレガー、プーさんのような存在明かす! 気になるオビ=ワン話も
それは重要なことではない、とさえ思っているからね。役柄と出会った時、自分に響くものがあるかないか、それだけだと思う。
――クリストファー・ロビンは、ベストマッチしたわけですね。
クリストファー・ロビンは初めて出会った時から、彼がどういう人間で、人生のどういう地点にいて、どういう風に自分が演じたいのかが、その場ですぐわかったキャラクターだ。僕は、いつもそういうわけではなくて、いろいろリサーチして考え、こういう風に演じようというプロセスが必要な時も多分にあるけれども、クリストファー・ロビンの場合は、最初からそういうことを考える必要もないキャラクターだったよ。
役作りという意味で言えば、僕の作業は、最初に響いたかどうかで終わりで、それ以上はただ演じるだけだった。自分の人生のこれに似ているとか、キャラクターの経験と比較する必要なども、まるでないと思ったね。
――では、クリストファー・ロビンにとってのプーのように、自分を原点に立ち戻らせてくれる存在はありますか?
実はいま、シドという犬を飼っていてね。
彼との関係は、クリストファー・ロビンと、プーの関係に近いものがあると思っている。撮影していてもプーの目がシドに見えてしまったり、もちろん僕は犬に語りかけたり、犬が言葉で語りかけてくることを想像したりはしないけれども、間違いなく目を通してコミュニケーションは取っていて、よく似ているよ。