唐田えりか、『極悪女王』で増量&丸坊主 長与千種役としての覚悟と撮影の裏側を明かす
外した時の解放感が忘れられない
「髪切りデスマッチ」撮影後はスケジュールの都合で「半刈り頭」の状態で過ごさなければならない時期もあり、「髪の毛って大事だなと思った一方で、自分の姿に笑ってしまうこともありました」と振り返る。長与も当時同じ状況だったそう。そこから丸刈りにして以降、伸びかけの中途半端な時期が一番つらかったと思い返す唐田であったが、「長与千種を演じた証だから、恥ずかしいことではない。覚悟を持って挑んだことだから堂々としよう」と前向きに捉えたと語る。
また、坊主頭で過ごす日々よりも「ウィッグ生活が一番つらかった」と振り返る唐田。「暑いし、自分の髪じゃないので、触れた時の不快感があったんです」と、ウィッグをつけるたびにストレスを感じていたと明かした。別作品やプライベートでもウィッグを使用する日々が続き、「早く自分の髪で過ごしたい」と思っていた彼女にとって、約10カ月ぶりにウィッグを外すことができた時の解放感は忘れられないものに。一方で、派手な色のウィッグやロングのウィッグなど、またとない機会にウィッグ生活を楽しんだ一面もあったという。
○長与千種の言葉に共鳴「リングの上では強くなりたい、強くなれる」