ジェンダーレス公表のとうあ、“自分らしくいること”を大切に 生きやすい世の中を目指して「戦い続けなきゃなと」
●自分を見せていくことで“多様な人がいる”と知ってもらいたい
YouTubeにおいても歌手活動においても、とうあが届けたいと思っているメッセージは「、自分らしくいることの大切さ」だ。
とうあ自身は性別にとらわれず、自分らしくいる生きることを大切にしているが、母親のおかげでそういう風に生きられるようになったと明かす。
「生まれたときから男女ともに仲良くて、人とは違ったんです。そして、小学生のときに、母親が『人と違うことはいいことだよ』『自分らしくいることはすごいことだよ』と教えてくれて、人とは違っても自分らしく生きていこうと思いました」
これまでの人生で、ジェンダーレスを受け入れてもらえないと感じることもあったという。
「私はすごく周りに恵まれてきたので、生きやすく楽しいタイプの人間でしたが、私より上の世代、例えば学校の先生や先輩とかからは、ちょっと違う目で見られたりという経験はありますし、活動していていろんな相談を受ける中で、そういう経験をしたという人もいるので、なかなか難しいところですが、私が負けたらダメだなと思っています」
そして、「昔に比べたらだいぶ生きやすい世の中になったかなとは思います」