畠山健介が語る“ラグビー絵本”誕生秘話 - 『サンドリ』との共通点は
――畠山さんがバスケットボールをされている姿は正直、想像がつきません(笑)。
そこまでバスケを苦手に感じたことはなかったんですが、バスケットって接触プレーに対して、厳しくファウルにするじゃないですか。2日で4試合やるという大会があったときに、全試合で5ファウルで退場したことがありました(笑)。僕はすごくバスケットが好きなんですが、バスケットには愛されなかったですね(笑)。それに比べると、ラグビーとの相性はバッチリだったのかなと思います。
○■構想から2年で実現した『らくがきボール』
――その後は仙台育英高校、早稲田大学のラグビー部に進まれ、現在はプロとしてご活躍されています。今回発売された『らくがきボール』は畠山さんの熱意から生まれたそうですが、アイデアを思いついたきっかけをお聞かせください。
僕も出場した2015年の『ラグビーワールドカップ』で、南アフリカに勝利したりと結果を出し、「これで日本の中でラグビーが変わる。
メジャースポーツになっていく」と信じてやみませんでした。でも、現実はなかなか上手くいかなくて、もっと一般層にもラグビーを浸透させるには、もうちょっと違う方法が必要かなと考えていました。