畠山健介が語る“ラグビー絵本”誕生秘話 - 『サンドリ』との共通点は
微力ながら、僕も携われたことを誇りに思います。
●『ラグビーワールドカップ2019』への思い
○■ラグビーが「こんな僕を真人間にしてくれた」
――メディアに出られている畠山さんを拝見していると、かなりトークがお上手だと感じます。
『サンドリ』を聴いているような人種なので本当の自分は陰なんですが、「多くの人に好かれたい」「人気者になりたい」という陽の"もう1人の自分"を作って生活しています。この"もう1人の自分"が面白いことをやれば、本当の自分を見せずに、「畠山って良い人なんだ」という評価になるじゃないですか(笑)。
――"もう1人の自分"がご自身の中にいるんですね。
本当の自分が"もう1人の自分"に近づくのが今の目標です。練習をやらずに、本当は家でゴロゴロしてたいですし、本当の自分とは乖離(かいり)してるんですよ(笑)。でも、勝つためには厳しい練習をしないといけない。
ラグビーのおかげで、"もう1人の自分"が引っ張ってくれている状態です。だからラグビーがなかったら、ずっと陰の自分で、今も働かずに実家でラジオを聴いていた可能性も全然あったと思うんですよ。ラグビーをやっていて、本当に良かったです(笑)。