櫻井和寿、石巻開催に「ものすごくうれしい」『転がる、詩』ライブレポ
「引っ込んだけど、宮本浩次君にもう1回拍手!」と称賛していた。
最後に登場したのは、櫻井和寿だ。いつもはMr.Childrenとして披露される楽曲を、今回は違ったバンド編成でパフォーマンス。そのため、いつもとはまた違った聴こえ方に。
MCでは、「この場所でやれてものすごくうれしいです! おのずと気持ちが歌に入っていきます。最高です」とあいさつ。そして、イベントタイトルの『転がる、詩』について、「転がる石には苔が生えない」という言葉からオマージュしていることを明かした。
小林からは「照明やステージ演出を派手にやるのではなく、歌が、日本人としての言葉が届いていくようなイベントにしたい」と言われたそうで、櫻井は「その時々に、いろんなことを感じてつくった歌詞や歌があります」としつつも、「だけど、当時の思い出がよみがえるだけの歌じゃなくて、今聴いてもあの時とは違った感覚で届く曲を選んだつもりです」と話した。
その一方で、「メロディや演奏も大事に思っている。『歌詞なんていらないじゃん』と思うこともある」という櫻井は、さだまさしの「北の国から」のフレーズを歌い、「次にお届けする曲も、一番大事なところは『ラララ』で歌っています」