タロン・エガートン、E・ジョンを演じて「特別で魔法のような経験だった」
エルトン・ジョンはまだご存命で、さらにこの作品にも関わっています。この映画を通して彼とは深い絆と友情が生まれました。今回の作品に出演できたことは自分にとって特別で魔法のような経験でしたね」と振り返り、「今回の作品は本当に素晴らしい作品になりました。エルトンは成功しましたが、彼が抱えた悩みは我々も抱えていると思います。すごく人間臭さを感じてもらえる映画だと思いますので、その辺も楽しんでもらえたらと思います」とアピールした。
そんなタロン・エガートンについてデクスター・フレッチャー監督は「タロンが全曲すべてアフレコなしで歌っているところが見どころですよ。彼は俳優として素晴らしいだけでなく、歌唱力も並外れたものを持っています。彼が生で歌っているシーンは心がこもっていて感情がストレート。
そこに注目して欲しいですね」と絶賛。そのデクスター・フレッチャー監督は、日本で大ヒットを記録した『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けたが、「日本でクイーンが人気だということは知っていました。だから大ヒットは全然不思議ではないと思います」と分析しつつ、「この映画はあの映画とは全く違います。純粋なミュージカルですよ。