このマンガを読んだ人は、ほぼ全員“霊丸”をまねしたことがあるのでは?同じく『週刊少年ジャンプ』作品の『地獄先生ぬ~べ~』は3位。鬼の手を持つ霊能力教師が主人公で、怪談の要素を取り入れたスリリングな展開が人気でした。男性読者にとっては、お色気シーンも楽しみだったはず。
2位は妖怪マンガの王道『ゲゲゲの鬼太郎』。「だれもが知っている定番作品」、「すべてはここから始まった」という意見が出るほど認知度の高い国民的マンガです。主題歌はどの世代の人でも口ずさむことができるほど有名ですね。水木しげるさんの前身作『墓場鬼太郎』は、ヒーローとしての印象が強い鬼太郎とは違う雰囲気が楽しめるので、そちらもぜひ読んでみてください。
高橋留美子さんが描いた『犬夜叉』は4位。
妖怪を題材にしながらも、高橋さんらしい「気持ち悪くない」、「怖すぎない」と評される絵で性別や世代を問わない人気を得たようです。5位は現在も連載中の『BLEACH―ブリーチ―』。絵のきれいさやストーリー展開を評価する意見がありました。
『週刊少年ジャンプ』はやはり強し、ということでトップ5の3作がジャンプ作品でした。特に最高発行部数を達成した90年代の作品である『幽☆遊☆白書』や『地獄先生ぬ~べ~』は、連載終了から10年以上たった今でも人気があります。