くらし情報『”放置”菜園で手間ナシ&美味しい野菜づくり入門 (11) 苗から始めるお手軽菜園』

”放置”菜園で手間ナシ&美味しい野菜づくり入門 (11) 苗から始めるお手軽菜園

苗も生き物ですから、個体によってバラつきがあります。

農家から出荷される時はほぼ均一でも、ホームセンターや園芸コーナーで展示されている間に、育ちの差がはっきりと出てしまいます。

写真のパセリは同じお店で同時に購入したものですが、1つはヒョロヒョロと伸び過ぎていました。

このような状態は徒長(とちょう)と呼ばれ、肥料や水のやり過ぎ、日照不足が原因として考えられます。

同時に、枯れた葉や黄色くなった葉が目立つのは肥料や水が足りなかったことが原因で、2つの逆の現象から、手入れのムラが大きかったと推測されます。

大まかな目安として葉の量と茎の長さのバランスが取れ、少し小さく感じるものの方が良い苗と言えます。

これからの時期は気温も上がりやすく、日々の手入れが育ち具合を大きく左右します。

この程度の弱り方であれば、枯れたり黄色くなった葉を切り取り、しばらく水と日照を控えめに過ごせば回復可能ですが、旬の終わりが近づくと、伸びきった苗が在庫処分で安く販売されるケースが多く、これらはうまく育たないことが多いので注意してください。
苗には「自根(じこん)苗」と「接木苗」があり、何も手が加えられていない自然状態のものが自根苗と呼ばれ、2つの苗を合体させたものを接木苗と呼びます。

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