くらし情報『経済キャスター・鈴木ともみが惚れた、”珠玉”の一冊 (16) ~春の特別鼎談企画~ ”美と人生の達人”2人からのメッセージ&成功術(後編)』

経済キャスター・鈴木ともみが惚れた、”珠玉”の一冊 (16) ~春の特別鼎談企画~ ”美と人生の達人”2人からのメッセージ&成功術(後編)

小林 : それでいいんですよ。

そうやって波長の合う人同士でないとビジネスも人間関係もうまくいかないはずですから。

平林 : 出会いを増やそうとか、友達を多く持とうとか、そんなふうに数を意識する必要はないのでしょうね。

本当に必要で、つながっていたい関係であれば、無理をしなくても続いていくし、同じ想いや目標を持った人同士は互いに引き寄せ合うのだと思います。

そして何より身近な人を大切にするところから始まっていきますよね。

小林 : パーティのような一過性の出会いの場で、偉い人に自分の名刺を渡したところで、その方は秘書さんにその名刺を手渡して終わりというケースがほとんどですから。

もっと身近にいる仕事仲間や、自分の想いや夢を共有し、応援してくれる方々との出会いや関係を大切にするべきなんですよね。

鈴木 : 若い頃からそういうことを心がけていると、その先の(仕事)人生に必ず活きてくるのでしょうね。


お二人とも「人」と「仕事」と真摯に向き合う姿勢が感じられますが、人が生きていく上で、「人」「仕事」の間に必ず介在するもの、それが「お金」です。お金に対する考え方もお聞かせいただけますか?小林 : 私は「お金を残す」

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