くらし情報『経済キャスター・鈴木ともみが惚れた、”珠玉”の一冊 (16) ~春の特別鼎談企画~ ”美と人生の達人”2人からのメッセージ&成功術(後編)』

2012年4月19日 08:46

経済キャスター・鈴木ともみが惚れた、”珠玉”の一冊 (16) ~春の特別鼎談企画~ ”美と人生の達人”2人からのメッセージ&成功術(後編)

ということに、今も昔も全く興味がないの。

今だって自分の通帳に支払い分の預金があるのかどうかふと心配になるくらい(笑)。

お金は気持ちよく受け取り、気持ちよく手放して循環させる、というのが私のお金に対する考え方なんです。

平林 : 私は公認会計士という職業柄、これまで100人を超える成功者(お金持ち)と出会ってきましたが、皆さん気持ちよくお金を手放す方々ばかりです。

お金は持っているだけでは役に立たないですから。

ただ、中には、お金を増やすこと自体が楽しみという方もいますが、「お金は便利な道具」であるという共通の理解はありますね。

また、お金にたいする過剰な期待もありません。

お金持ちの方々は一人では生きていけないということをよく知っていて、お金はそのための大切な道具だと考えているのです。


小林 : お金を儲けるというのは、決して悪いことではないのよね。

お金を儲けてたくさん税金を払うのも一つの社会貢献になるわけですから。

実は、私も55歳の時に「巨万の富を作ります! インドの貧しい人々を救えるくらいの富を得ます!」って宣言したことがあるの。

周りの人たちはびっくりしてたわ(笑)。

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