女性従業員比率が高い企業は、業績が良い? -ヘイズ・ジャパン
しかし、たとえ「鬼嫁」と呼ばれても、家族にとってベストな選択を取ることができたと思っています。
週末婚という形をとることによって、仕事を続けつつ、子供に対してきちんと愛情を注ぎ、育児をすることができました』しかし、会社や子供の学校で、さまざまな困難も経験したという。
男性社員がもつ「19時の退社は早い」という意識の差や、昇格することによって失う家事や育児の時間、母親が専業主婦であることを前提としているPTA活動の時間捻出、主婦集団の中での疎外感など、その困難はさまざまであったという。
『なによりも、子供が地域の子たちの輪に入れないということがつらかったです。
玄関で子供が涙を浮かべてモジモジしていて、結局遊びに行かずに、庭の隅っこで砂いじりをしていたりしました。
友達がなかなかできず、寂しい思いをさせたことに対しては心が痛みました』以上のような経験を乗り越え、女性ワーカーが活躍する就業環境を整えるために、「社会全体にダイバーシティの浸透が必要」と鈴木氏は語り、「制度確立、運用推進だけではなく、意識改革までしなければならない」と自身の思いを述べ、「仕事と子育ての両立に関して最も大切にしたことは、徹底した自己分析であった」と語った。
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