プロに聞くTOEIC勉強法 敵を知ればおのずと方法は見えてくる - ヒロ前田
であれば、3割、4割は捨てていいいのだから、自分がエネルギーを集中するのはココだと狙いを定めてその練習ばかりする。
点数を取るには、その方法が一番早いですね。
―伸び悩んでしまったときの突破法はありますか?伸び悩むというのは、本人がやっているつもりになっているだけで実は身になっていないことが多いのです。
英語には、成果が出やすい学習スタイルがあるから、自分にあった方法を見つけることが大切です。
これはTOEICも同じで、間違ったスタイルの上にどれだけコンテンツを載せても結果は出ません。
伸び悩んでいる人の話を聞くと、成果が出ないやり方をずっと続けている人が多いのです。
なぜ続けるかと言うと、前の年は攻略法を学んで点数が上がったから。
取れるべき点を取るまで急カーブで点数が伸びたから、きっとこのやり方が正しいと思い込んでしまいます。
だから、根本的な英語力を伸ばすべきなのに同じ思想のもとでコンテンツだけをクルクル変えて勉強した気になってしまう。
テキストだけを変えてもダメなんです。
力を付けた人というのは、取り組むことが学習じゃないと分かっています。
取り組むというのは、そこに時間を使いましたというだけであり、本当はその中に書かれてある内容をモノにしているかどうかの方が大事です。