エアコンの出番を減らす節電テク! (Part2) ”日本古来”の涼やかグッズに注目!
コンクリートの建物は、暖まりにくく冷えにくい性質のため、昼間に蓄積した熱を夜間に放出し続け、外気温を温めます。
他に、エアコンの室外機などからの人工排熱も関係していると言われています。
さて、過去と比較して平均気温は変わらない、しかしヒートアイランド現象のせいで体感気温があがっている、という現代を涼しく過ごすにはどうすればいいのでしょうか。
先人たちの知恵を拝借してみましょう。
まず、「すだれ」です。
すだれは基本細く切った竹を糸で編み連ねたものです。
日本の古典大道芸に南京玉すだれというものがありますが、あの玉すだれよりは大きなものになります。
これを軒に吊るしかけ、日よけと目隠しとして使います。
カーテン、いやブラインドの元祖でしょうか。
でも、ブラインドやカーテンと大きく違うのが、すだれは窓の外に吊るすということ。
窓の外に吊るして日よけにすることで、太陽光から発する熱エネルギーを室内に入れず、結果室温があがるのを防ぐのです。室温があがるのを防ぐということは、そう、節電になります。
使わない時はブラインドのようにくるくる巻きあげられるのもすだれの魅力。
最近は100円均一などでも売られていてお手軽です。