経済キャスター・鈴木ともみが惚れた、”珠玉”の一冊 (20) 夏の特別対談~”迷惑な話し方”をしていませんか? 出口汪氏の話術の極意(後編)
経済キャスターの鈴木ともみです。
今回は、連載コラム『経済キャスター・鈴木ともみが惚れた珠玉の一冊』夏の特別企画・スペシャル対談の第一弾の後編です。
対談のゲストは『カリスマ出口汪の人生を変える! 最強の「話し方」塾』の著者・予備校講師の出口汪さんです。
仕事ができる人、魅力のある人は、やはりそれなりの「話し方」が身についているものです。
話し方一つで人の印象は大きく変わります。
人を説得する、人を引きつける、人から好印象を持たれる「ワンランク上の話し方」とは…? 今回も前編に続きビジネスパーソンの皆さんに向けて「話術の極意」をお伝えしたいと思います。
鈴木 : 上手な話し方の第一歩は、他者意識を持つこと、そして論理的に話すこと。
読者の皆さんもだいぶ整理できたかと思います。
では、逆に他者意識を持たない「迷惑な話し方」というのは具体的にどのような話し方を指すのでしょうか?出口 : 例えば、前置きが長い話し方などです。
本人にしてみれば、丁寧な話し方をしているつもりかもしれませんが、聞いている人にとっては、これほど迷惑な話し方はありません。
もし、それが会議の場であるならば、長々と前置きしている人は、そこに出席している人全員の時間の合計を無駄にしていることになります。