くらし情報『消費増税に備える! 柳澤美由紀の”生活防衛術” (4) 子どもの教育資金が足りない…「どうしよう?」と思ったら』

消費増税に備える! 柳澤美由紀の”生活防衛術” (4) 子どもの教育資金が足りない…「どうしよう?」と思ったら

日本学生支援機構の「緊急採用・応急採用奨学金」です。

無利子の緊急採用奨学金(第一種奨学金)と低利子の応急採用奨学金(第二種奨学金)の特徴は大きく2つあります。

1つは年間を通じていつでも利用できること。

失職・事故等の理由で家計が急変し、緊急に奨学金が必要となったと認められれば、かつ、家計急変の事由が発生してから12カ月以内であれば利用できます。

2つめは、災害救助法適用地域に居住する家庭で災害により家計が急変した学生(大学・短大・高専・専修学校・大学院)は、希望者全員が申し込めるようになっている点です。

緊急採用と応急採用を合わせて受けることも可能です。

すでに奨学金を受けている生徒が貸与月額を増やすこともできます。

私は大学生の頃、2つの奨学金、樫山奨学財団と日本育英会(現 : 日本学生支援機構)を受けていました。


樫山奨学財団は給付型の奨学金でした。

給付額は月1万8000円。

今は月3万6000円の給付となっています。

私が通う大学からは毎年1名しか受けられないものでしたが、父が入学式前日に他界したこともあり、使わせていただくことになりました。

給付型の場合は大学に入ってから申し込むケースが少なくなく、倍率が高いので、もらえればラッキーという気持ちで情報収集するとよいですね。

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