無理・無駄・ムラなくカロリーコントロールでダイエット (2) 体重と体脂肪率の関係。カロリーコントロールに合わせて使いたいアイテム
逆に体重が軽くても、体脂肪率の高い「隠れ肥満」の人もいます。
比重の重い筋肉が少なく比重の軽い脂肪が多いので、体重は重くないのですが、「体脂肪の割合(=体脂肪率)」が高い状態なのです。
また、体重は減ってきたのにぽっこりお腹が解消されない人は、水分など脂肪以外の成分が一時的に減っただけという可能性があります。
つまり、体重だけでは判断できない変化を確認するためにも、体組成計を活用して体脂肪率や内臓脂肪レベルをチェックすることをオススメします。
この数値を毎日確認すれば、減らしたいもの(脂肪)と維持したいもの(筋肉、骨など)の数値が明確になります。
体組成計で正しく計測するためには、以下の点を意識しましょう。
・できるだけ毎日計測する
・できるだけ計測する時間、タイミングを合わせる
・食事前の空腹時に、できるだけ薄着になって計測する
・計測前にはトイレへ行く
健康維持のために大事なことは、できるだけ毎日継続して計測することです。
ダイエットの進捗具合を把握するのみならず、体の変化に気付くことができます。
例えば、体水分率が急激にダウンしている時には、無理なダイエットをしていないか、激しい運動で脱水気味になっていないか振り返ってみましょう。