愛知県のジャンボエビフライには、大人の夢がつまっている!
タルタルソースには綿実油を使っている。
サクサク感を出すために、パン粉は通常よりも粗めにしているそうだ。
ただのネタメニューでないのは、「好きな人は尻尾まで食べるよ」という店主・大野稔さんの言葉が物語っている。
この香ばしさがたまらない!今でこそ店名物の「ジャンボエビフライ」。
そのきっかけは15年前、問屋で売れ残っていた大きなエビを引き取ったことだという。
余り物や残り物、まかないからスタートするのは、手羽先や台湾ラーメンなど名古屋グルメの定石だ。
しかし近年は、大型のブラックタイガーの出回る量が少なくなっているようで、それが悩みの種だという。
実は長さ30センチの「ジャジャンボ」の上に、さらに大きな長さ33センチ以上の「メガジャンボ」もあるらしい。
これはもはや品薄で、幻のメニューになりつつあるとか……。
「一体いつ食べられるんだと、お客さんにも怒らるんですよねぇ」と、大野さんは頭をかく。
33センチを要求する客とは一体どんな客なのだろうか……。
いずれにしろ、タイミングよく食べられた人は超ラッキーだ。
実は大野さん、エビフライには特別な思いがあるのだとか。