2012年9月27日 10:18
世界へ羽ばたく会社の社長に聞く、海外展開する企業で求められる人材とは?
一昔前は、それでも日本へ留学するアジアの学生は多かったのですが、今では激減しています。
少子高齢化に始まる日本の課題の多くが、これから可能性のある国と思わせていないようです」飯塚氏「日本の大学は留学生を受け入れるけれど、卒業後に働く仕組みがまだ整っていませんよね。
これも日本離れの一因かもしれません」――日本は国際社会では苦境に立たされているのですね。
このような状況下、海外で事業を展開するにあたり、どのような人材が求められるでしょうか?飯塚氏「若い頃は失敗してもいいのです。
上司がフォローしてくれますし、その責任も上司にあります。
しかし、リスクがあることに手を挙げる人が少ない。
結果はもちろん重要ですが、まずはチャレンジする気概がほしいです。
例えば、旅行で海外に行く場合、その国について調べるでしょう。
仕事も同じで、ちょっとした欲が仕事を作ると思うのです。
また、私欲をいかに公益に変えられるかが重要です」是永氏「きっかけは私欲でもいいですよね。
最終的に、それが社会にどのようなメリットを与えるか落とし込むことが重要です。
例えば、アルビレックス新潟シンガポールの場合、選手がうちのクラブにずっといるとは思っていません。