ポール神田の世界は英語でつながっている! (5) ネアンデルタール人からフェニキア人まで、人類は表現したい生き物である
王朝時代が始まり、甲骨(きっこう)文字が登場し漢字の基礎となった。
甲骨文字はヒエログリフとも近似している象形文字からの派生だ。
カメの甲羅などに刻まれていた。
表語文字として進化した「漢字」は人類史上最も文字数が多い文字体系でなんと10万字を超えてしまった。
中国、日本、そして、かつては、朝鮮、ベトナム、シンガポール、マレーシア、韓国(漢字からハングル文字へ)などが漢字文化圏であった。
ユーラシア大陸のヨーロッパから南アジア(インド)、北アジア(ロシア)にまで影響を与えたフェニキア文字、東アジア(中国)に影響を与えた亀甲文字と地球の言語の大きな潮流はこの2つから起きていると考えて良いだろう。
それぞれ地域によって意味のある進化と派生を繰り返して現在の言語に辿りついている。
5,000~6,000年前から継承された文字文化によって世界の言語は現在に至るようになった。
■インターネットにおける言語現在、インターネットで最も多く利用されている言語は英語である。
インターネットで英語を使う人は約5億6500万人。
そして全世界のウェブでの英語率は26.8%となる。
全世界で英語が使える人は13億人にもなる。