福岡県の地元っ子が愛する激ウマもつ鍋店の味わいどころを一挙紹介!
鶏をまるごと使って取る濃いめのダシに、薄口じょうゆで味付けをしたシンプルなスープは、もつや野菜を煮込むほどに甘みとコクが増していく。
もつは丸腸や小腸、ミノなど。
野菜には定番のキャベツやニラのほかにゴボウが入っていて、独特の歯ごたえが楽しめる。
小さな店ながら地元サラリーマンに絶大な支持を受けているのが「味鍋味味(あじなべみんみん)」。
こちらも福岡でもつ鍋ブームをつくった老舗のひとつだ。
昨今は、丸腸をメインにしたもつ鍋が多いが、この店はミノやハツなど7種類を使っているのが特徴。
しかも部位ごとに仕入れ先が違うというこだわりようだ。
また、あっさりしたしょうゆ味のスープに、大量のニラとキャベツが入るという昔ながらのスタイルを守っている点にも好感が持てる。
7種類のもつが生み出す歯ごたえと奥深い味を堪能できる店だ。
ちなみに、好みで豆腐やゴボウを別注文できるので、味の変化を楽しみたいという人はお試しあれ。
●information 味鍋味味 福岡市中央区大名2-2-57-1Fもう一軒、もつ鍋ブームの立役者的老舗が博多区に店を構える「もつ幸(もつこう)」だ。
鶏ガラベースのスープで炊き上げたもつを、特製の酢じょうゆで食べる水炊き風の鍋で、一人で二人前、三人前と平らげるお客も多い。