佐賀県唐津のゆるキャラが熱烈PRする「唐ワン伽哩」ってどんなカレー?
そこで、この唐ワン君を旗振り役に唐津市が街をあげて応援しているのが、この唐津市の食材を駆使したオリジナルカレーなのだ。
それにしても一体なぜ唐津焼のふるさとで、カレーなのか?どう考えても焼き物とカレーは結びつかないのだが、実は佐賀県は、一世帯あたりのカレールゥ消費量が全国1位だというのだ。
この2008年度の総務省家計調査の結果を受け、唐津市では「唐ワン伽哩」企画を立案。
日本で初めてカレーを食べたとされる教育者・山川健次郎(1854年~1931年)が、唐津出身の建築家・辰野金吾の義弟というご縁もあり、開発を進めてきたらしい。
「唐ワン伽哩」を提供している市内の飲食店は、目印に黄色ののぼり旗を掲げている。
店のカレーが「唐ワン伽哩」であるか否かの判断基準は、「カレーの中に1品以上唐津産の食材を入れること」などの3カ条が守られているかどうか。
登録料3,000円を支払うと、販促ツール(=のぼり旗×1本、ランチョンマット×100枚、卓上POP×5枚)をもらえるので、それを使って各点イメージを共有してこのご当地グルメをPRしていくのだ。つまり広告フレームさえ統一すれば、あとは各店舗が自由にアイデアカレーを「唐ワン伽哩」